活性酸素とSOD

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活性酸素とSOD

近年「どろどろ血」「体やお肌のサビ」など、活性酸素とSODがメディアに多く取り上げられていますが、この「活性酸素」とは何者でしょう?また、同時に紹介される「抗酸化成分(SOD成分)」とはどういうものなのでしょう?私たちの健康面や美容面で良く聞く「活性酸素とSOD」の関係をご紹介致します。

活性酸素はジギルとハイド

活性酸素とは、本来、私たち人間をはじめ動物や植物の体内にあって、細菌・カビ・ウィルスなどの異物が体内に侵入してきた際、それらから守ってくれる役割をはたしている、なくてはならない物質です。
体内に異物が侵入すると、血中に存在する食細胞が異物を食べてくれ、細胞内で溶かして処理をしてくれます。このとき異物とされる細菌やウィルスなどを細胞内で溶かす時に発生するのが「活性酸素」なのです。
食細胞が次々と異物を食べ続けていくと、同時に活性酸素が働き出して処理をしていくことは健康を保つ上で重要な機能ですが、活性酸素の威力はとても強く、多すぎると血管や細胞にも悪影響となってきます。そこで、体内のSOD酵素が働き、余分な活性酸素を除去し、バランスを保ってくれています。

 

SOD不足が病気の根源的原因だった

ところが、私たちを取り巻く環境の問題は悪化をたどっています。例えば、環境汚染・紫外線・食品添加物・過労・ストレスなどにより活性酸素は発生し続けているため、活性酸素とSOD酵素とのバランスがとれなくなってきています。また、SODの力には個人差や年齢差もあるためこのバランスを保てず健康を害する人が増えているのが現状です。増えすぎた活性酸素は、ウィルスをも溶かすほどのパワーをもっているため、体内に溢れ出した場合で細胞や血管に害を与えると同時に、その性質上、不安定で他の物質と結合しやすいので、例えば脂肪と結合して過酸化脂質をつくるなど様々な病気、症状の根源的な原因をつくっていきます。不足したSODを外から補うことは健康を守るためにとても重要なことです。

 

日常生活に利用される活性酸素パワー

活性酸素は体の中だけで語られるものではなく、昔から生活の中に活性酸素の性質は利用されていました。例えば布団干しや洗濯です。洗濯物や布団干しは良く晴れた日に日光に当てます。これは、紫外線と湿気による水分から発せられる活性酸素を利用して殺菌作用により布団のダニやばい菌を殺菌して清潔にしています。洗濯物も乾燥させるだけではなく同時に殺菌作用を利用しているのです。
また、傷口などを消毒するために使われるオキシドールは活性酸素を2〜3%に薄めた水溶液で、これも活性酸素の強い殺菌力を利用したものです。このように活性酸素の強い殺菌力は私たちの生活に上手に利用されています。

 


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